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研究内容

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研究概要1 抗老化研究

当研究室ではSirtuin(脱アセチル化酵素)を活性化する食品成分について研究します。Sirtuinを活性化すると酵母、線虫、昆虫、げっ歯類の寿命が延び、メタボリックシンドロームが改善することが知られています。我々は小麦外皮に存在するアルキルレゾルシノールに活性化能が有る事を発見しました。この成分でショウジョウバエの老化抑制が有るかどうか確認したところ、雌雄ともに寿命延長効果が確認されました。更に短鎖アルキルレゾルシノールであるOlivetolをマウス肥満モデルにより抗肥満活性について検討したところ、Olivetol群ではHigh-Fat群に比べ体重が有意に抑制されていました(下図)。その他脂肪の蓄積や肥満に関与する指標が正常値に近づいていました。

研究概要2 免疫疾患

当研究室ではアレルギー等免疫に関与する疾患に有効な食品成分について研究します。これまでの我々の研究から、とうもろこしのヒゲ(コーンシルク)には、免疫細胞を刺激しインターロイキン12というサイトカインの産生を誘導する成分が入っていることを発見しました。この成分はアトピー性皮膚炎の症状を抑制します。また金時草の多糖成分は乳酸菌の抗アレルギー効果を相乗的に増加させる事も発見しました。

 

 

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